郡山市公式LINE@を友達追加しての所感
郡山市がLINE@を利用しているってご存知ですか?( 郡山市公式LINE@ )
いったいどのような情報を発信しているのか?と興味をもったので早速「友達追加」をしてみました。
その結果何がわかったのか?というと、まだテスト的な位置づけに止まっており、よく言えば、どんな情報を発信すればいいのか模索中で、悪く言えば、とりあえずアカウントを作ってみただけ・・・といったところです。
LINE@ とは 何か?
そもそもLINE@って何?という方もいると思いますので、簡潔に紹介しますね。
まぁ簡単に言ってしまうと、LINEの法人や事業主が利用できるLINEのアカウントです。
LINEとの違いは何か?というと、LINEは個人間のやりとりが可能ですが、LINE@は個人と法人、個人と会社が直接やりとりできる点にあります。
つまり、大きな違いはないということです。
近年のWEBマーケティングにおいて、LINE@というサービスが結構注目を集めてきて、ちょっとした流行になってきていますので、郡山市の広報手段として、その流行に乗っかった形ですね。
一応、LINEとほとんど同機能ですので、個人から法人に対してメッセージを送ることもできますが、郡山市の運用方法としては、原則としてコメントに対する返信はしないようですので、あらかじめご了承ください。(下部に郡山市の運用方法についても紹介しています。)
郡山市 が LINE@ を 利用 する理由
郡山市によると、LINE@を利用した情報発信の目的は次のように説明しています。
LINE@によるインターネット情報発信サービスが持つ即時性、拡散性の特性を活用す ることで、市民等に市政に関する情報、本市の魅力や資源を積極的に発信し、市政情報 をより身近に感じてもらうとともに、各種施策の効果拡大、市民サービスの向上等を図 る。
引用元: 郡山市公式LINE@運用ポリシー
目的としてあげているのは次の3つということがわかります。
①市政情報を身近に感じてもらうこと
②各種施策の効果拡大
③市民サービスの向上
「LINE@って拡散性あったっけ??」という疑問は残るものの、目的としては地域活性化のための情報発信源の一つとしたいって感じですかね?
郡山市公式LINE@ の 運用方法
郡山市がLINE@をどのように運用していくのか?についても公開しているので紹介します。
(1)原則として、開庁時間内(平日の午前8時30 分から午後5時15 分)に運用者が 不定期に投稿します。ただし、上記時間帯以外においても情報発信する場合があり ます。
(2)コメントに対する返信は、原則行いません。
(3)本アカウントは、個別の友だち登録を行えません。
(4)本アカウントでは、本市へのご意見やお問い合わせにはお答えしません。
引用元:郡山市公式LINE@運用ポリシー
この運用方針からわかることは、「市役所側からの情報発信のみに利用しますよ」ということで、個別の質問や問い合わせなどは受け付けないし、仮に質問とか問合わせをしたとしても回答はしないですよということがわかります。
つまり、一方通行の情報発信ですよってことを言ってます。
LINE@の使い方としてはかなり間違っていますけど、行政アカウントと考えれば、仕方ない部分もあるかな〜と感じます。
でもそなってくると、LINE@を使う意味なくない??という疑問がでてきてしまうのは私だけなのでしょうか・・・。
改善が必要な 情報発信内容|郡山市公式LINE@
郡山市としては、LINE@を使っての情報発信内容をつぎの2つに関する情報に絞って発信していくそうです。
①広報こおりやま発行の案内
②その他市政に関する情報
つまり、広報こおりやま発行の案内を定期的に行うのは決まっているけれど、あとは不定期というか、未定というのがほんとのところだと思います。
[su_row]
[su_column size=”1/2″]
[/su_column]
[su_column size=”1/2″][/su_column]
[/su_row]
LINE@の郡山市役所アカウントの登録は2017年5月ですが、実際にどんな情報発信を行なっているのか?というと、広報こおりやまの発行案内とアイコンの変更の他に、月初の郡山からのお知らせという組み合わせで、毎月3回タイムラインを更新しています。
ちなみに、LINE@の無料プランでは、タイムラインを月に4回まで投稿できますので、郡山市が無料プランでアカウントを作成したという前提で考えると、残り1回は緊急時のために基本的には使わないという方針なのかもしれないですね。
ただ、3回のタイムラインの更新だけでは、”市政情報を身近に感じてもらう”という目的を果たすのは難しいと思います。しかも、うち1回はアイコンの変更で使ってますからね(苦笑)
今後、友達登録者が増えてくれば有料プランを利用するようになるのかもしれませんが、そうなってくるとこんどは毎月費用が発生するということなので、費用対効果を考えなければならなりますからね・・・。
結局、今の情報発信の内容は、今後改善しなければならないですし、それを、どう費用対効果として落とし込んでいくのか?も考える必要が出てきますので、検討が必要だと思います。
私個人としては、郡山市という行政が、新しいWEBメディアを積極的に活用していく姿勢は大好きですけどね。そこに”戦略性”が欠けているのが惜しいな〜と感じています。
LINE@ は、私人 ( 公人 ・ 有名人 以外)は使いにくい メディア!?
郡山市が把握しているかどうかはわかりませんが、他のSNSもそうなんですけど、使い方を一歩間違えれば自分個人のアカウントを”友達追加している人”に公開することになるので注意が必要です。
どういうことかというと、現在の郡山市役所アカウントの場合、LINEのメッセージではなく、ホーム画面のタイムラインを使っての情報発信を主に行なっているみたいですが、その投稿に対してなんらかのアクション(コメントやイイね等)を行うことで、ラインのアカウント名が表示されるようになるからです。
これ、非常に微妙な問題というか、デリケートな問題なんですけど、日頃からFacebookを実名で更新している人にとっては抵抗が少ないかもしれないですけど、そうでない人にとっては、「知らない人に自分の名前を公開される」ってことが結構怖かったりするんです。
若い子やネットを使うのに慣れている人は、すでにそういった感覚や、名前を公開することに対する抵抗はだいぶ薄れていると思いますが、まだまだそう考えるのは一部の人だけと考えたほうがいいです。
[su_row]
[su_column size=”1/2″]
[/su_column]
[su_column size=”1/2″]
そういった点を考えると、LINE@の情報をみたとしても、それに対するアクションをとることで、自分の名前(アカウント名)が公開されてしまうので、おそらく、アクションをとる人は少ないと予測できます。そうなると、やはり「拡散性」は低くなりますし、情報発信側もその効果を実感するのが難しいだろうな〜と私は考えます。(アクセス数でチェックするのかな?)
一応LINE@の場合は、アクションした人の名前が公開されるからといっても、そこから直接”友達追加”とか”連絡が来る”ってことはできないようになっています。ただ、簡単にそれ(友達追加とかLINEからの連絡)をできてしまう方法がありますから、安心とは言えないですけどね。(その方法はここでは公開しないですけど( ̄▽ ̄))
[/su_column]
[/su_row]
郡山市 が 利用する WEB メディア は4種類
私が把握している限りでは、現在郡山市が利用しているWEBメディアはFacebookとInstagramにYoutubeに加え、LINE@の4種類です。(WEBサイトは除く)
Instagramの問い合わせ先だけは文化スポーツ部国際政策課ですが、それ以外については政策開発部広聴広報課が担当しています。
おそらくは、そのメディアが持つ特性や利用目的に合わせて担当部署(課?)を割り当てているのだと思いますが、個人的には「WEB担当部署はひとくくりにしたらいいのに・・・」と思ってしまいます。
まぁ、各部署がWEBメディアを積極的に活用していこうという考えや、活用できる人財がいるっていうのはとても大事なことなので、そういう視点でみれば、それもありですけどね。
郡山市 の LINE@ アカウント
アカウント名:郡山市役所
ID:@azb3996s
運用者:広聴広報課
友達追加する際にはIDで検索するか、こちらの→「郡山市役所」を友だちに追加をクリックしてください。
スマホの場合、直接友達追加画面に移動します。パソコンの場合、QRコードが表示されますので、そのQRコードをスマホで読み取れば友達追加画面に移動します。