「あすまち会議こおりやま」の情報開示を求む
市民の声 ( 提案 )を 市長 に 提出
郡山市では、平成30年度からの新たな市政運営の方向性を示す「まちづくり基本方針」を市民協働で策定するため、「 あすまち会議こおりやま 」を10月から11月にかけて7回開催したようです。
この会議は、応募のあった10代から80代までの72人が参加し、「産業・仕事の未来」や「学び育む子供たちの未来」など5つのテーマごとにワークショップを行っていたようです。
その話し合いの成果は、品川市長に提出したとのことで、市は今回の提案などを踏まえて、来年度中に「まちづくり基本方針」を策定しますとのことです。
これに関するお問い合わせは、政策開発課(TEL:924−2021)まで。
提案内容 の 開示 を求む理由
まず、私としては、参加できなかったことに悔しさを感じています。
ただ、一般応募受付ではなく、18歳以上の市民から無作為抽出された3,000名の方に参加依頼を送付しているうちの、参加希望の72名だけが参加できたとのことですので、仕方ないとしか言えないので、余計悔しいです・・・。ちなみに郡山市市民は約30万ですので、その中の3000人ということは、1%の人選から漏れたということですね。
一応、ざっと郡山市のウェブサイトをチェックしましたが、どんな内容がだったのかが想像できるたのは、「学び育む子供たちの未来」に関する資料だけで、あとは見つけられませんでした。
ですから、”参加したくてもできなかった身”としては、どんな内容だったのか?が非常に知りたいのです。
もちろん、そういった個人的な理由だけではありません。
というのも、その提案などを踏まえて「まちづくり基本方針」を策定していくとのことですので、何が採用されて、何が不採用だったのか?を明確にチェックできるようにしてほしいからです。
もしかしたら、「そんなことは、市の議員さんが考えて決めることなんだから、一市民の分際でそんなことに口出そうとするな!」という意見もあるかもしれませんが、私としては、”だからこそ”知りたいのです。
市の議員さんたちは、月額の給与として60万円+年間の報酬(賞与的なもの?)が3ヶ月分支払われています。私としては、”高給取り”です。そんな高給取りの彼らが、郡山市の未来のために、市民の声(提案)をどの程度受け入れて、どんな提案を排除したのか?ということを、知りたいと思いませんか?
要するに、一市民からみて、適切な仕事をしているかどうか?を知りたいわけです。
欲を言えば、各提案に関して、各議員がどういう判断を行なっているのか?も知りたいです。これがわかれば、次の市議会議員選挙の判断材料になりますからね。
ちょっと話がそれますが、選挙時の、投票する人を選ぶための情報が毎回少なすぎると思いませんか?過去の実績とか、現行議員の「○○政策に貢献」という情報だけでは、市の未来を任せるために信頼して投票することなんてできないというのが私の率直な意見です。
だから、政党とか○○派ってのがあるのかもしれないですけど、その派閥のおかげで、言いたいことが言えないってこともたくさんあるのでは?と思います。政治家って大変ですよね・・・。
話を戻しますが、市の政策によって結論だけを出されても、市民としてなっとくできるものと、そうでないものがあるので、できれば、その過程を、いつでも知ることができるようにしてほしいというのが、私の意見です。
じゃないと、熱海町駅前のサッカー場建設みたいな、町民の理解を得られない市政が決まってしまいますからね・・。(一応理解は得られているのかな?私の知る限りでは、世の先輩方は納得してないようでしたけど・・。)
「だったら、傍聴に来ればいい」と思うかもしれませんが、時間や人数に制限がありますからね。せっかく議事録を取っているのですから、それを毎回迅速に公開してくれるだけでも、全然違うと思います。それから、議事録の公開は行なってくれていますが、議事録を何個かチェックしましたが、公開することを意識して作ってもらう必要はあると思いますけどね。
「わかる人がわかればいい」とか、「ざっくりいうとこんな内容でした」みたいな議事録では、何が話し合われていて、どんな結論になって、どんな計画に落とし込んだのか?が全然見えませんからね。申し訳ないですけど、一般企業だったらやり直し必須レベルだと感じました。(たまたまそういう議事録を読んだだけ・・・という可能性もありますが。)
よりよい市政を運営してもらうために、市民のサポートも必要だと思います。ですから郡山市には、心から、市民がサポートしたくなるような政策をすることを期待してます。