終わってみれば品川氏の圧勝だった、郡山市長選挙2017
品川氏圧勝も、有権者の6割が棄権した史上最低の投票率
先日行われた郡山市長選挙ですが、品川まさと現市長が、はまつ和子氏に対して倍近く票を獲得しての再選となりました。品川市長にはこれからの4年間、郡山市活性化に向けて活動することを期待したいと思います。
今回の選挙ですが、品川氏67,354票、浜津氏33,363票ということで、”品川氏が圧勝した”というようにも見えますが、郡山市の有権者数268,210人のうち、投票したのは102,067人という、4割にも満たない人数しか投票しなかったという現実も見えました。
この38.05%という投票率は、過去の郡山市長選挙の中でもっとも低い投票だったそうです。
言い換えると、有権者の6割が”市政に興味を示していない状態”とも言えます。この事実に、市政に携わる方には危機感を抱いて欲しいところです。
まちがっても、「どうせ市民は、市政に興味ないから好き勝手にやろう!」とは思わないで欲しいですよね。
やっぱり、税金の無駄だったんじゃ?と思わざるを得ない市長選挙
終わってみれば品川氏が圧勝したということもありますが、投票率38%という史上最低の結果(過去の郡山市長選)から、市民の興味を引くことができない選挙に、税金を投じて行う意味があるのかな?と考えざるを得ません。
6割もの人が棄権(投票をしなかった)という背景には、「どうせ、品川さんが再選するでしょ?」という思いがあって面倒だから投票しなかった人もいるかもしれませんが、おそらくそれ以上に、「誰が市長になろうが、私には関係ないし・・・」という気持ちから投票しなかった人が多かったのでは?と思います。
これは、郡山市に限ったことではありませんが、今回の市長選挙ではそれが顕著になって現れました。市民の過半数が支持しない市長選挙っていみあるの?って思います。
漫画のハンターハンターのハンター協会会長選挙のやり方にすれば、半強制参加なので、投票率は高くなると思いますけどね(笑)そのぶん、無駄に選挙期間が長くなる可能性がありますけど・・。
また、今回市長選挙に立候補した浜津氏ですが、以前の記事(郡山市長選挙が税金の無駄遣いにか思えない件)にも書きましたが、市長選への本気度が、選挙が終わってからも感じられないのが残念でした。
というのも、選挙結果がでてから1日経ちますが、いまだに後援会や浜津氏個人のFacebookページにおいて、落選の報告と支持者への感謝の言葉が投稿されていないからです。
直に会うことができない人でもネットを通じて応援してくれた人はたくさんいると思いますし、事実、facebook上でコメントを残してくれた人もいます。
市長になるならない以前に、そういう応援してくれた方への感謝を伝えられないというのは、人として残念だな〜と私は思います。ちなみに、品川氏は、Facebook上で当選の報告をしています。
本気でやる気がないなら、税金の無駄になるんだから立候補しないでくださいよ・・・。創風会も、どうしても対立候補をだしたいのであれば、本気でやる気のある人を選んでくれればいいのに・・。その辺が、一般人にはわからない政治の世界なんでしょうね・・・。
一方で、市議会議員選挙はギリギリの戦いだった!?
市長選挙の陰で熾烈なバトルを繰り広げていた(であろう)市議会議員選挙ですが、開票結果を見ると、市長選挙以上にギリギリの戦いだったようです。
見方をかえれば、それだけ”誰に投票すればいいのかわからない”選挙だったのかもしれませんけど・・・。
何はともあれ、市長選挙、市議会議員補欠選挙を終えたことで、気持ち新たに、郡山市が活性化するように市政に取り組んでいただければと期待しています。