萩姫伝説と第51回萩姫まつり(2017)について
郡山市 磐梯熱海温泉 で行われる第51回 萩姫まつり が8月9日(水)・10日(木)の2日間開催されます。
このお祭りは、「 萩姫伝説 」にちなんだお祭りで、1967年(昭和42年)から毎年8月9日・10日の2日間開催されています。
萩姫伝説 とは?
萩姫まつりのもととなった「萩姫伝説」とは次のような内容です。
今から約800年ほど前の南北朝時代建武の頃に、京に公卿の万里小路藤房(までのこうじ ふじふさ)の娘の「萩姫」という美しい姫が不治の病に苦しんでいました。
ある日、夢枕に立った不動明王に、「都から東北方面に向かって、五百本目の川岸にある霊泉に浸かれば、病は全快する」とのお告げを受けました。
お告げを受けた萩姫はお告げに従って東北へ向けて旅立ち、道中の困難を乗越え、五百番目の川のある磐梯熱海温泉へたどりつき、湧き出るお湯で病も完治しました。
さらに、以前にもまして”美しさ”を取り戻したという。▪️参考:wikipedeia,熱海町商工会
これが、古くから熱海町に伝わる「萩姫伝説」です。この伝説によって、磐梯熱海町の温泉は、「美人をつくる湯」としても、広く認知されるようになったそうです。
萩姫まつり の内容
どのお祭りもだいたいそうだと思いますが、基本的な開催内容は例年とほとんど同じです。
萩姫祭りの場合、昨年が50周年でしたので、今年もそれに伴う一部のプログラム(お祭りの内容)の修正がされていますね。(それについては後述します。)
8月9日(水)の 萩姫祭り の内容
12:30〜13:00 温泉感謝祭 (湯泉神社)
13:00〜13:30 萩姫まつり50周年事業 京都〜磐梯熱海温泉 川台帳奉納 (湯泉神社)
13:30〜 青年みこし (湯泉神社 → 源泉場)
※萩姫が同行します。
19:30〜21:00 献湯祭 (源泉場)
8月10日(木)の 萩姫祭り の内容
場所はJR磐梯熱海駅前特設会場にて開催されます。
14:00〜21:00 めっけ市
※めっけ市とは、フリーマーケットのようなものです。
18:00〜21:00 ステージイベント
・青年みこし入場
・万灯パレード入場
・万灯パレード”幸福の鈴”プレゼント
・元タカラジェンヌ&ベリーダンスのコラボ
・磐梯熱海開湯太鼓保存会
19:15〜20:00 萩姫万灯パレード
・開湯太鼓ばやし
・稚児行列
・婦人会手踊り
・万灯みこし
なお、雨天の場合、中止になる場合があります。
現時点の天気予報では、9日は午後から雨。10日は終日曇りになっているので、9日は中止になる可能性もありますね。台風の進路&移動速度にかかっているってことですね。
約500台の 無料駐車場 あり
萩姫まつりの日はJR磐梯熱海駅からは少し歩きますが、約500台駐車できるユラックス熱海の駐車場を利用していいそうです。(チラシに書いてあります。)
ただ、行きと帰りの際には渋滞が予想されますので、特に、帰りの際は、水分等を確保してから変えることをオススメします。
JR磐梯熱海駅 の 場所 はこちら
8月10日に開催されるメイン会場はこちらです。
ユラックス熱海 の 場所 はこちら
車でお越しの際に利用する駐車場はこちらの施設の駐車場をご利用ください。(無料で利用できます)
湯泉神社 の 場所 はこちら
8月9日に行われる温泉感謝祭等の場所はこちら。
地域青年団 ?が盛り上げる 萩姫祭り
ただちょっと気になるのは、公開されている動画をみると、「大熊町商店振興共同組合」って書いてあるんですよね。
大熊町商店振興共同組合で検索すると、双葉郡に同組合があるんですよね。
本当にどういうことなんだろ???
ばんだいあたみ イラストコンクール 開催中
萩姫まつりとは直接関係ありませんが、フィスブックページを見ていたら、イラストコンクールについて紹介されていたので、ついでに紹介します。
※画像は、萩姫祭り50周年記念事業「萩姫が歩いた道程をゆく」より
イイトコじまん ばんだいあたみ イラストコンクール (賞品あり)
テーマ:みんなに伝えたい!熱海町ってこんなトコ!
熱海町内の好きな場所や自慢したいモノを絵にしてみよう。
題材:熱海町に関係するもので、未発表のもの
画材:絵の具、クレヨン、カラーペンなど
※ただし、蛍光ペンや折り紙など立体物の使用は不可。
サイズ:ハガキサイズ〜A3サイズまで
提出先:磐梯熱海温泉観光協会
賞品:磐梯熱海温泉旅館ペア宿泊券、熱海町産の極上「梨」など
なお、応募作品は熱海町のPRに活用するとのことです。
ちびっこの応募も大歓迎とのことですし、熱海町の人限定とも書いてありませんので、熱海町に行ったことがある・・・程度の人でも応募してもいいのかもしれませんね。
詳細はこちらでご確認ください。→ イラストコンクール
P.S. 萩姫伝説 って・・・
萩姫伝説によると、不治の病におかされた萩姫が、はるばる京都から福島の郡山までやってきたってことですよね。
かりに馬車を使っていたとしても、結構な長旅で余計に体にダメージがあると思うのですが、よく耐えられましたよね。
旅の疲れとともに、不治の病を直すって、磐梯熱海温泉すごいですね。しかも、美人になりますからね。(単に、長旅の疲れで痩せただけかもしれませんけど・・・。)
私は、湯ラックスの温泉しか利用した記憶が無いですけど、温泉旅館でも日帰り入浴できるところもありますので、せっかくなので、萩姫まつりに参加するついでに、利用してみるというのもいいかもしれませんね。