郡山の木「ヤマザクラ」について&郡山の桜の名所
” 郡山の木 ”とされているのが「 ヤマザクラ 」です。
樹齢が長く雄々しく強い樹木で、緑化促進木として緑あふれるまちづくりにふさわしいこの木が、”郡山市の木”とされています。
実はヤマザクラというのは、日本の野生の桜の代表的な種なのだそうで、和歌にも数多く読まれていたりするそうです。
野生桜を総じて”山桜”と呼ぶケースもあるそうなのですが、山に咲いている桜だから「山桜だ」なんて誤解はしないでくださいね。
桜って個体変異が多い植物らしく、開花時期、花つき、葉と花の開く時期、花の色の濃淡と新芽の色、樹の形など様々な変異があるようなので、別種扱いになるようです。
※写真は郡山市webサイトより
日本の象徴 でもある!? 郡山の木 「 ヤマザクラ 」
このヤマザクラは、日本の象徴とされた桜でもあります。
なんとなく、桜といえば「ソメイヨシノ」ってイメージがありますが、実はクローンらしいです。(遺伝子研究で人体だけでなく、植物の遺伝子もわかるってなんかすごいですよね。)
なので、ヤマザクラって由緒ある桜なんですね。
そのため、郡山市のように”地方自治体の木”としてヤマザクラを指定している市町村って他にもあります。
- 宮崎県(フェニックス、飫肥杉と合わせて指定)
- 福島県郡山市
- 埼玉県寄居町
- 千葉県富里市
- 神奈川県横浜市金沢区
- 神奈川県鎌倉市
- 神奈川県大和市
- 長野県長和町
- 滋賀県大津市
- 兵庫県淡路市
※引用:ウィキペディア「ヤマザクラ」
現在は郡山市を含めた10地域が、ヤマザクラを”その地域の木”として指定しているみたいですね。
郡山市 の 桜 観光 スポット
桜の木を”市の木”とするだけあって、じつは郡山市には桜の観光スポットがたくさんあります。
花見というと、桜の樹の下に陣とってお酒を楽しく飲んで過ごすというイメージが強いかもしれませんが、郡山市の桜の観光名所の場合、”桜を見て楽しむ”という場所の方が多いです。
ですから、散歩しながら桜並木を眺めたり、大きな桜の木を見て、その歴史や雰囲気にうっとりしたり、桜の木を眺めながらじ〜っと考え事をするのもいいと思います。
もちろん、場所によっては、お酒を飲みながら楽しくワイワイやるってのも全然ありです!
花見の楽しみ方は人それぞれ。ですから、他人に強制したり、迷惑をかけるような”お花見”はしないようにしましょうね。
以下は、桜の観光名所を紹介します。
・開成山公園(かいせいざんこうえん)
・五百淵公園(ごひゃくぶちこうえん)
・酒蓋公園(さかぶたこうえん)
・紅枝垂地蔵ザクラ(べにしだれじぞうざくら)
・上石の不動ザクラ(あげいしのふどうざくら)
・内出のサクラ(うちでのさくら)
・雪村桜(せっそんざくら)
・笹原川千本桜(ささはらがわせんぼんざくら)