MacbookとThinkpad の操作感の違い。初Macの感想
MacbookとThinkpad 。よく比較される(私がするだけ?)ノートパソコンですが、他人の記事を結構読み込みましたが、やっぱり人によって感想が違うので、長らく決めかねていて、ズルズル来ていましたが、この度、機会があって、Macbookを購入しましたので、その使用感をお伝えしたいと思います。
windows から mac へ
新しい macbook pro が発表されたこともあり、これからますますmacに興味を持っている人が増えると思います。
しかし、これまでwindowsを使っていた人や、それほどパソコンについて詳しくない人にとっては、macというものは、ちょっと”敷居が高い”というのが本音だと思います。
正直、私もここ数年、どうしようか悩み続けていました。
そんなこんなで結論を先延ばししていたのですが、最近、長年愛用してきたパソコンの調子が悪くなってきたので、新しいモデルに買い替えを検討していたところ、縁あって(?)、macbook proの購入を決断しました。
冒頭でお伝えしたように、ネット上には「windowsからmacへ」と考えている人に、参考になる記事がたくさん存在しますが、やっぱり、他人の意見や、使っていたパソコンの違いなどにより、読んでいた記事と実際に操作して見ての印象が、異なる部分がありました。
既出感はありますが、私なりに感じた印象をシェアしようと思います。
前提条件 : Thinkpad から Macbook pro へ(x220 vs Macbook pro retina)
私はThinkpadの Xシリーズ をかれこれ12年くらい使っていますが、この度、ついにMacbook proへと引っ越しすることを決め、先日、その先陣となるMacbook pro retina(2015モデル)を購入しました。
やっぱり、「あれ?」って思いました?
そうなんです。パソコンにタッチバーを搭載し盛り上がっていて、近年のmacbookのウン倍売れているという最新の2016年型macbook proではなく、あえて、昨年発売の2015年型macbook proを購入したのです。
ついでにいうと、長年愛用したPCであるThinkpadも、X220というなかなかの年代物を使っています。
ですから、最新モデル同士の比較ではないので、まず、その点はご了承ください。
ただ、一つ言えることは、ネットに書いてある情報って、結構みんなテキトウに書いてるな〜ってことが判明しました。(それについては後述します。)
郡山の活性化 を 目指す このサイトに、なぜ、mac の記事をあげるのか?
その前に、「そもそもこのサイトに書くような記事ではないんじゃない?」とという疑問から解消していこうと思います。
なぜ、当サイトでMACというパソコンに関する記事を投稿することにしたのか?
それは、郡山でもmacを使いたいと思っている人はたくさんいるだろうし、ちゃんと使えれば、いろんな選択肢の幅が広がると思ったからです。
具体的には、webやデザイン系の仕事の場合、結構な割合でwindowsからmacに移行している感があります。
天下のIBMも「windowsからmacに移行して正解だった!」と言ってますからね。
もちろん、大企業を含め中小企業のほとんどは、まだまだWindows OSのPC(パソコン)を利用していると思いますが、パソコンの柔軟性という意味ではmacの方が上で、その辺の考え方も理解しやすいという印象を受けたというのもあります。
それから、最新技術に触れるという意味でも、windowsよりmacの方が機会が多いのかな?って印象があります。
個人的には、AirPlayとかかなり便利だと思います。・・・まだ対応機器を買ってないですけど、、、。
(最近記事をアップしてなかったので、ネタ切れ感がうっすら漂っていますが、ちゃんと、そういう理由があるんです!!!!!・・・うん。)
では、早速3日ほど使い倒し・・・てはいないけど、使ってみた感想をお伝えしていきます。
※windos PCとmac PCという言葉がなんども出てくるので、これ以降は、win機とmacとします。
感動した、 トラックパッド の 操作感( MacbookとThinkpad )
既出感満載で恐縮ですが、思っていた以上に、macのトラックパッドの操作感は素晴らしいです。
いままで、thinkpadのトラックポイントが最強だと思っていたのですが、多様な操作が簡単にできるという意味では、macbookのトラックパッドの方に軍配が上がります。
なんというか、スマホとマウスが合体したような感じですね。(違うかな・・・。)例えば、トラックパッドで拡大縮小が簡単にできるし、マウスのように左・右クリックやスクロールもできるし、あとは、感圧タッチにより、画像や書類をいちいち開かなくても、簡易プレビューで内容をチェックできるとか、まぁ、いろいろ便利です。
ただ、プログラマーのような方にとっては、キーボードから手を離さずにマウスを移動できる方が効率的なので、Thinkpadのトラックパッドは捨てがたい&譲れないチェックポイントだと思います。ですから気になる人は、家電量販店等で”使い倒して”比較することをお勧めします。
ぶっちゃけ、ちょっと触っただけでは、この良さってわからないっていうのが本音です。なぜなら、私自身がそうだったから。それなりに、展示品を操作して「わかったつもり」でいましたが、通常使いする中で、その価値に気づくって部分があるからです。
いや、通常使いというか、「macならではの機能が便利だから」という方が正確かもしれないですね。感圧タッチとかはwindowsにはなかったですから。拡大縮小もcontrolキーを押しながらのスクロールって操作が必要でしたけど、macなら指二本で、簡単にできますからね。
やはりこういうのは、「macを通常使いする」という前提にした時に、初めて気づく価値なのかも・・・。
それから、文字入力中に手が触れてしまい、カーソルがどっか変なところに移動してしまうというトラックパッドの難点は、新進気鋭(笑)のmacさんでもありました。たぶん、最新型はその辺がかなり酷いのではないか?と勝手に想像してます。
トラックパッドでどんな操作ができるのか?は、Appleのサイトでチェックできます。(この記事の下部にURLを貼りました。)
操作感の違い に 戸惑う マウススクロール
これまでWin機を使って人なら、macに移行してからも、できれば、それまで使っていたマウスをそのまま使いたいと思うのではないでしょうか?(私だけ???)
最初の不安点としては、そもそもwin機で使っていたマウスをmacでも使えるの?ってことですが、これは問題なく使えます。が、決定的に違うことがありました。
それは、スクロールの操作方です。
ブログの記事を読むとき下方向にスクロールしたい場合、win機だったらマウスのスクロールホイール(クリクリ回すやつ)を上から下方向にクリクリしますが、macだと下から上方向にクリクリします。
そうなんです。真逆なんです。
ですから、慣れるまでは戸惑うと思いますし、交互にwin機とmacを使うような場合、一瞬混乱すると思います。
ですが、なぜかトラックパッドを使ってスクロールするのは抵抗なく受け入れることができました。正直、マウスがなくても大体のことは不便なく、トラックパッドで、できると思います。
強いていうなら長〜い文章を読むときに、指の運動量が増えるくらいです(苦笑)
それから、win機のように、細かい設定はできない点に注意です。
例えば、win機なら、スクロールする際の、ホイールの1目盛でスクロールする量を設定することができますが、macはそれができません。(※ただし、マウスによってはメーカーのソフトウェアによって詳細設定を可能にしてくれます。)
そのため、macでマウスを使ってのスクロールに、違和感や不便さを感じるかもしれません。ですが、これもなぜかトラックパッドを使えば、2本指を上にすべらすだけですから、違和感や不便さを感じないので不思議です。
やはり、トラックパッド最強なのかもしれないですね。
キーボード の 配置の違い に戸惑う
文字入力を行ううで、キーボードの配置の違いは、結構戸惑います。
例えば、win機なら「Back space」というボタンがありますが、macには「dekete」ボタンがその役割を果たします。同じ名前なのに、win機の「Delete」ボタン機能とは違うんです。
ちょっとややこしいですが、「Back space」の機能は、選択している位置より前の文字を削除する機能で、「Delete」は選択している位置より後ろの文字を削除する機能という違いがあります。
macの「delete」ボタンは前者(Back space)と同様の機能を持っているんです。
ちょっとした部分ですが、意外と不便を感じるときもあるので注意が必要です。
ですが、偶然にもこの文章を書いているときに気づいたのですが、macにも「Delete」ボタンと同様の機能を持たせる方法がありました。
それは、「fn」ボタン+「delete」ボタン(fnボタンを押しながら、deleteボタンを押すこと)で、win機の「Delete」ボタンと同様の機能になります。
それから、win機の「半角/全角」ボタンがなくて、macではその機能が「英数」ボタンと「かな」ボタンに別れています。
win機で文字入力をたくさんしてきた人なら、英語と日本語を切り替えるときには、キーボードの左上にある「半角/全角」ボタンを押していましたが、それがmacになると、「スペース」ボタンの両サイドに配置されているので、文字を切り替えるたびに、どちらかのボタンを選んで押すことになるので、不便に感じるかもしれませんね。
ですがこれも。パソコン操作に慣れていない方にとっては、macの方がシンプルでわかりやすいボタンになっているのかな?と思います。
キーボード の 入力感 は 期待 はずれ!?
ネットのだれかのブログ記事では、Thinkpadからmacに移行しても、「キーボードの入力感はそんなに悪くないから大丈夫」みたいな記事を読んで、勝手に安心していたのですが、私の印象では全然違います。
ていうか、比較しちゃダメなんだろうけれど、質感からして全然違います。
キーボードの「質感」とかいうと、ちょっとマニアックな奴みたいに思われるかもしれませんが、Thinkpadシリーズを触っている人ならその違いがよく分かると思います。
なんとも表現できない部分なのですが、とにかく、指の触り心地がいいんです。(Thinkpadの最新機種がどうなっているのかは不明ですけど。)
質感は仕方がないにしても、やはり入力感の違いは大きいです。
macbook proでキーボード入力を行うと、やっぱりThinkpadのキーボードの方が、かなり入力しやすいと感じました。
Thinkpadユーザーがmacに移行して、キーボードの入力感の違いに気づかないのであれば、指の触覚がおかしいんじゃないの?と個人的には思ってしまいます。
・・・と、みれんがましくThinkpadのキーボードの方がいい!!と言ってはみたものの、別に入力しづらいというわけでもないので、慣れの問題かな〜というのが本音です。
注意が必要なのは、 外付けHDD
私の場合、win機では外付けHDDを多用しているのですが、これがmacに移行した際に最大のトラブルとなりました。
というのも、旧型PCで使用していた外付けHDDは、windowsのPCじゃないと、書き込みができなくなっていて、一部のファイルを読み取ることもできなくなります。
要するに、大体のファイルを見ることはできますけど、外付けHDDには保存ができなくなります。(一部のファイルは見ることもできないというか、画面に表示すらされません。)
これ、最近のPCや外付けHDD(どっちなのかは、忘れました・・。)では大丈夫らしいのですけど、旧式のものだとダメみたいです。
macで読み書きできるようにするには、外付けHDDのデータを違うHDDなどに移して、使いたい外付けHDDをmacでフォーマットして、データを再移行するっていう面倒な作業が必要になります。
一旦データを移すのはなぜかといと、HDDのフォーマットをすると、すべてのデータが消されてしまうからです。(分かる人にしかわからない説明になってて、すみません。)
ちなみに、macにwindows OSをインストールしても、外付けHDDへの書き込みはできませんでした。→ できました!!
ただし、外付けHDDとmacを接続する前に、Windows OSを起動させておき、HDDを接続した時に、Windows OS側で接続するように選択する必要があります。(HDDを接続した後に、Windows を立ち上げても、HDDにはMac OSから接続されていると認識されるみたいです。)※Parallels Desktopをインストールしている場合です。たぶん、Bootcampを使うのであれば、再起動が必要なので、この通りにしなくても、大丈夫な気がします。
これによる、私が感じる不便な点は、iPhoneのバックアップできないじゃん!!ってことです。私の場合、使っている外付けHDDの容量が大きいので、一旦PCにデータを移して・・ということができないので、mac用に新しい外付けHDDを買うしか選択肢はなさそうです・・・。→ HDDを接続するタイミングを間違えなければ問題無し!になりました。
タイミングを間違えても、再起動して設定するだけなので、やはり、問題なしですね。早速モバイルと同期します!
不明点 は 直接 apple に 問い合わせ よう!
今の時代、大体のことはネットで調べれば分かるのですが、それには時間や手間がかかります。ついでに、その調べたいことがちょっと特徴的すぎる場合、検索できないこともあります。
そういう時は、直接、appleに問い合わせした方が早いです。
実際私も問い合わせし、技術者に繋いでもらって操作方やできること、できないことの確認をしてもらいました。(結果的には、私の見落としがほとんどでした(汗))
ですから、面倒だからといって、いつまでもわからないを放置しておくのではなく、すぐに問い合わせて解決してしまうことをお勧めします。
総括
win機をかなり使い込んでいる人にとっては、macにのりかえるには、ある程度の頭の柔軟性というか、対応力が必要だな〜と感じました。
逆に、そうでない人にとっては、かなり使い勝手のいいパソコンだと思います。
最近の若い人がパソコンを使えないってよく聞きますが、実は、macならバリバリ使えるんですけど・・・って人が多いのかもしれません。
まぁ、ちょっとした違いなんですけどね。
でも、その違いに柔軟に対応できる力がないと、やっぱり不便でしかないと思います。ですから、柔軟な対応力を身につける意味でも、macはいいかも!?と感じています。
おそらく、「win機ならこうすればあれができたのに、macだとできない!」というイライラはたくさん遭遇すると思います。ですが、ちょっと調べてみれば、「操作方法は違うけど、同様のことはできる」ということがわかるはずです。
その違いを素直に受け入れられるかどうかですね。
私は”いつも通り操作できない不便さ”と、”こうやればできるじゃん!”という発見&感動を繰り返しています。
でも、”感動”があるのは卑怯ですよね。それがあるだけで、好感度が上がりますから。
実際私も、macへの愛着が急成長してますから・・・(笑)
紹介したURL
・トラックパッドの便利な操作方(Apple公式サイト)
https://support.apple.com/ja-jp/HT204895